事務所での不支給決定事案、東京地裁で逆転勝訴!!詳しくはこちらを
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発達障害は、生まれつきの脳機能障害が原因であるといわれています。知能指数が低く無い場合も多々あります。
大阪の殺人事件の場合も、アスペルガーだと公判中に検察側の精神鑑定で判明しました。
日本年金機構は、「発達障害は、通常低年齢で発症するが、知的障害を伴わない者が発達障害の症状により、初めて受診した日が20歳以降であった場合は、当該受診日を初診日とする。」と規定しています。
今回の例で言えば、公判中に判明した訳ですので、もし障害年金を申請するならば、検察に委嘱された医師が被告を診察した日が初診日になるかと思います。
(2012.8.9)
大阪地裁で、姉を殺害した発達障害のひとつである、「アスペルガー症候群」をわずらう被告に対して懲役20年の判決が7月30日に出ました。
判決の理由の中に「社会的に、この障害に対応できる受け皿用意されていない現状では、再犯の恐れが強く心配される」とあります。
これを読み、あたかも、アスペルガー症候群が犯罪に結びつく障害であるかの様な内容だなと私は感じました。
裁判官に、そのよう悪意は無いと思いますが・・・
日本発達障害者ネットワークは、8月8日に差別的な判決だと声明を出しています。
裁判はこれから高等裁判所に移ることになるでしょう。
(2012.8.9)